挙銃2:右手の持ち方
右手は、銃の銃床側を持ち上げ支えますから、頬付け肩付けを調整し、さらに引き金を引くという、一番多くの仕事をします。つまり右手の持ち方一つで射撃のほとんどのことに影響があるというする重要なポジションになります。
横から持つ
プルレングスが適正であれば、右手肘を90度に曲げて、肘の部分に銃の銃床を置くと、手のひらの位置にグリップ、人差し指の第一関節にちょうど引き金がきている状態になるはずです。その状態で小指から中指まではグリップを握り、親指を添える感じにすると素直にグリップできるはずです。
このグリップのまま、肩付け頬付けをすると、手首がまっすぐに近い状態になります。
悪い例:上から持つ(肘が上がる)
トイガンなどの経験がある人に多いのが、銃を「上から握りこむ」ように持つパターン。これは腰撃ちではこの持ち方になりますが、挙銃して撃つ際は親指が入りすぎているため、手首が曲がり、それを逃がそうとして必ず肘が上がります。「肘が下がらない」この状態でこのまま発砲すると反動が手首にかかり手首を必ず痛めます。実弾発砲をした時に手首を痛めてしまう人は、多くがこのパターンになっていると考えて良いでしょう。これは上手下手以前に、怪我をしてしまうので早めに直しましょう。
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