下から持つ持ち方

銃の先台を下側からもつような持ち方です。

「持ち上げる」動きに強く、ライフル射撃等、安定して長時間支える場合に有効。

スイングなどの左右の動きがしづらく、クレー射撃にはあまり向かない。

横から持つ

銃の先台を横から持つような持ち方です。

スイングなどの「左右の動き」に強く、銃のコントロールがしやすい。トラップの場合などの急激な左右の動きには強くなる傾向がある。また、ミリタリー系の照星照門が高く設定された銃では、銃を「鷲掴み」するように親指が下になる方向で持つ持ち方が増えてきている。

スキートの挙銃時のような「上下の動き」に弱く、手首に無理がかかる角度になりやすいため持ちづらい。

左下から持つ

銃の先台を左下(45度付近)から持つ持ち方です。

横から、下から持つ場合のデメリットを小さくし、どちらのメリットも持つような持ち方になります。また、この角度の時も「手首」が若干きつかったりするため、クレー射撃の選手の多くは人差し指を伸ばす持ち方をしているようです。

左手位置は、先端に近いほど「重く」感じますが「スイングが安定」します。つまり手前がわになるほど銃の重心に近いため「軽く」感じ安定しますが「スイングが不安定」になります。つまり、ライフル射撃等であれば、比較的銃の重心に近い側を持ち、クレー射撃では比較的銃口に近い側を持つ人が多いです。